現代の武器、男女間のメールの落とし穴

私が雑誌や取材、ラジオ、講演、お電話などで受ける
実例相談の一部をＱ＆Ａ風に書いています。
今日は男性３２歳公務員Ａさんからのご相談
【相談内容】
友人が主催してくれた飲み会で好みの女性と出会い
お互い交際する事になりメールの交換をしました。
ファーストメールは僕からしました。
気を使って書いたつもりですがメールだけで
２度目に合う事がありませんでした。
メールだけでふられてしまう事があるのでしょうか？
（内容は省略します）

【久保田の答え】
現代の武器、メールは非常に便利なものですが
使い方によっては思わぬ方向へ行ってしまうこともあります。
Ａさんのメールの書き方は業務上でしたら非常に完璧ですが、
男女間、ましてこれから交際が始まる女性に向けては最悪なパターンです。
ご自分を理解していたいただこうとする誠実さは分かりますが、
理屈っぽい、しつこい、細かい男性と解釈されがちです。
業務用でしたら一言一句丁寧な文言が必要ですが
恋人間、夫婦間でもメールのやり取りはメールに頼りすぎず、
直接会っての会話が大切です。

以前【賢いかかあ天下】のタイトルで書かせていただきましたが、
夫婦喧嘩をしてその場で謝れない奥さまが翌日メールで
「私が 悪かった。ごめんなさい」の旦那様からの返信「ＯＫ」
これですべてお互い気持ちよく解決、ここで旦那様がこの時とだとばかり
（分かってくれればいい、あの時は、あれはな、これこれしかじかなど、）
分かってもらおうと長々と書いたら失敗です。
デジタルの時代でも男女間は特にアナログの会話が重要です。
Ａさんの場合、「先日は楽しかったです又会えるのが楽しみです」
程度が女性の方も次への期待感が持てて楽しみにしていると思います。

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