めげずに頑張る結婚話

「ドイツより二人で帰国しました。」とのメールが入りましたので、そのカップルの結婚話をしましょう。

縁というものは必ずあるものです。この話は、途中めげそうになった女性と、お見合いは出来るがなかなか良い結果が出なかった男性のカップルの話です。

女性は２９歳で非常に謙虚な性格ですが、３度のお見合いは断ったり断られたりでした。毎週デートしていた３度目のお見合いの相手に断られた時はかなりへこんでいました。しかし根が素直ですので私の励ましで気を取り直し現在の旦那様とのお見合いになりました。
男性はノーベル賞を受賞した田中さんの後輩で東北大学出身でエンジニアですが、お見合いは結構なさるのですが結果がいつも良くありませんでした。
彼が入会したときは彼女が交際中でしたので紹介しませんでしたが、お互いタイミングよくフリーになったので「今だ！」とばかりに紹介しました。

お二人は波長が合い、交際を重ね今年の４月に挙式。
そしてお互いが同じ言葉を発しました。「彼に、彼女に合うために今までのお見合いは不調続きだったのだ」と・・・。回りがうらやましがるほどのしっくりと合ったラブラブ夫婦です。
そして６月には新婚旅行のヨーロッパから帰り、幸せですとの便りと同時に、女性から相談がありました。「彼の研究が認められドイツより招待がありました。彼は私も一緒にと言ってくれましが新婚旅行でかなりの出費したので彼の旅費は出ますが私は実費なので、同行はやめておこうかと思うのですが、久保田さんどう思いますか？」とのこと。
私は有無も言わせず｢何言ってるの！若いのですから借金してでも行きなさい。いつでもある話ではありません」借金してもは言い過ぎで言葉のあやですが・・・・

そして今回、ドイツから帰国し、「久保田さんのおっしゃる通り同行して本当に良かったです。ありがとうがざいました！今後生活切り詰めて頑張ります♪」という内容のメールがられてきたわけです。
お二人にしてみれば彼に同行してドイツにいかれたことは今後の人生でも大きな肥やしになることでしょう♪

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